2017年8月19日土曜日

誤訳、誤解、ヴェルサイユ城の実態

ヴェルサイユには3000の大領主が集まっていた。この大領主という言葉は、固有名詞として使われていた。つまり、それぞれの地域を代表する大領主がヴェルサイユに集まり、国王に忠誠を誓うことにより、国家の統一が維持されていたのである彼らが離反すれば、国家は分裂する。かれらは古い家系を維持していた。日本と違って、両親ともに家系が証明されなければならない。
また女性に相続権がある。同じ言葉でも、伯爵夫人の場合もあれば、女性伯爵の場合もあった。女性伯爵は当然自分の大領地をもっていたのである。男性の大領主は腰に剣をつけていたから、剣のきぞくともよばれた。月給だけの貴族ではない。またヴェルサイユ城を出ると、自分の邸宅にかえるが、そこにはちょくぞくの貴族、戦士がいた。これなら、日本の江戸城に似ているではないか。

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